サーマクールのすべて
サーマクール情報
- サーマクール専門クリニックは、患者様のサーマクール治療の理解をより深めていただくために、サーマクールに関する情報を可能な限り公開いたします。
- 当院はサーマクール専門医院ですので、サーマクールに必要ない場所、人、物、広告などを減らすことで他院に比べるとサーマクールの施術料金が低く抑えられています。
- なるべく多くの方に受けていただきたいという気持ちからですが、ここでそのようなことを宣伝するつもりはありません。
- 安いといっても、普通の感覚ではまだまだ高いと思われる方が多いと思います。
- なぜ高いのでしょうか。
- それはサーマクールの流通の特殊性に原因があります。
サーマクールの治療には、サーマクールの機械本体と施術ごとに使い捨てとなるチップが必要になります。- 機械もチップもアメリカのsolta medical社という会社が製造、販売を行っていますが、販売は正規の代理店を通してのみ行なわれます。その代理店が非常に限られ、日本ではJMECという医療器械の代理店が唯一の窓口であり、メンテナンス管理もJMEC一社のみになります。
直接solta medical社に注文しても販売してくれませんし、故障の際も電気屋さんに持って行っても修理できません。
(当院もJMEC様には大変お世話になっています。)- つまり、日本でサーマクール治療を行うために必要な医療機材の正規の入手ルートは1つに限られることになります。さらに、使用に関してもsolta medical社の規定のトレーニングをしないと原則として施術が許されません。
- このようにサーマクールに関係する物品はsolta medical社による徹底した管理下におかれ、自社製品をどこで、誰が、いつ使用しているか全て把握しているのです。
なぜこのような徹底した管理を行っているのでしょうか。- 訴訟社会のアメリカは、昔から製造物責任法による訴訟が多く、一旦トラブルが生じ訴訟になると莫大な損失が生じるからです。
- 正規のトレーニングを受けていない人が自己流の施術をし、患者さんにやけどや傷あとなどの後遺症を生じさせたとします。
- 患者さんは施術した人と、機械の会社に損害賠償を請求します。そこまでは日本と同じなのですが、アメリカでは違います。訴訟を起こされた施術者は、自分が適当な治療をしたのにもかかわらず、機械の製造会社に訴訟を起こし多額の賠償請求をします。
- おかしな話ですが、それがまかり通る以上、機械の製造会社は自己防衛のために、トレーニングをうけた医者だけに治療をさせる方がリスクが少なくなります。
徹底した管理が行なわれていることは、機械の不調によるトラブルがなく、施術者がしっかりしたトレーニングを受けているという事ですから、サーマクールの認定医院に登録されている医院で治療を行うことを勧めるサイトが多いのです。
- しかし、我々使う側と患者さんにとってはメリットだけではありません。
流通が独占されているため、全ての物品の値段が売り手の言い値になります。それがサーマクールの料金設定の裏です。
※サーマクールはリピーターの多い治療です。- リピーターにが多いということは、価格以上の満足度を得ている方が多いということだと思います。
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- チップというのはサーマクールをするときに直接顔にあたる部分の部品です。
- チップは1回限りの使い捨てになっていますから、治療を行うときに初めて袋を開封し、ハンドピースの先端に装着して治療を行います。治療が終わったらチップを外し、チップを破棄します。
- 破棄といっても捨てるわけではありません。チップにはICチップが組み込まれてあり、治療中の出力やエラー、経過時間など重要なデーターが保存されていますから、カルテとともに大事な記録となるため当院では使用済みチップも全て大事に保管しています。万が一、機械の不調でトラブルがあったとき、チップが全てを証言してくれるのです。
チップに組み込まれたICチップ、・このICチップにはもう一つ大事な役目があります。
それは、カウンターです。チップは治療を始めてからの経過時間をカウントしています。
なぜカウンターが大事な役目なのかというと、チップには有効時間が設定されており、CPT400ショットのチップだったら150分、600ショットだったら210分というようにチップの違いによって有効時間も決まっています。
つまり、600ショットの治療だったら3時間半以内に治療を完了しなければいけないのです。
600ショットの治療に3時間半かける人はいませんから、普通に使っている分には全く気にしなくていい有効時間なのですが、600ショットのチップを使って200ショットづつ、3人の治療をしようと思っても、有効時間があるため出来ないようになっているのです。
現在日本に流通しているサーマクールCPT用のチップは下の表のものだけです。それ以外の端数は1つのチップを複数人で時間内にシェアしなければありえません。
- ※有効時間を設定している理由(サーマクールの公式マニュアルから)
- チップの表面にジェルがつきますと、フィルムの劣化が始まります。
- その為チップには有効時間が設けられており、有効時間が過ぎると機械が動作しなくなります。
under construction,,,
TIP ショット数 使用部位 有効時間 (分) 納入価(円) CPTアイ(0.25㎠) 225 まぶた 300 450 まぶた 300 CPT(3.0㎠) 400 顔、首 150 600 顔、首 210 900 顔、首 240 CPT体用(3.0㎠) 900 体 240 1200 体 270 CPT体用(16.0㎠) 400 体 210 CPTセルライト用(3.0㎠) 1200 体 270
サーマクールと合併症について
どのような治療でもリスクは必ず存在します
書きたくありませんが、サーマクールにも合併症が出ることがあります。
一般的に効果の大きい治療は、万一副作用が出た場合、副作用も大きく出てしまいます。これは美容の治療だけではなく、飲み薬でも同じです。
リスクがあるからこそ、サーマクールも飲み薬も医師以外のものが施術、処方することを制限されているのです。
医師のプライドで制限されているわけではなく、万が一副作用が出た場合に確実に対処出来るからこそ許されます。
サーマクールの合併症、それはやけどです。
サーマクールは皮膚の下2~4ミリの深さに60度前後の熱をかけ、コラーゲンを収縮させるることでリフトアップさせる治療です。これを、治療するときに誤って2ミリ浮かしてショットしてしまったらどうなるでしょう。
60度の熱が皮膚の表面にかかってしまいます。
サウナの60度といったら温い位ですが、60度のお湯だったらやけどをしてしまします。その違いは熱の伝わり方の違いによるもので、60度のサウナに入っても体が60度になることはありませんからやけどをしません。
しかしサーマクールの場合は60度に温まってしまいます。
60度で起こすやけどはどのような程度でしょうか。
やけどの深さは軽いほうから1,2,3度と分かれていますが、そのうちの1,2度のやけどにあたります。
大雑把に言うと、1度は皮膚に赤みが出て1,2日で治まるもの、2度は水ぶくれになるようやけどです。
実際は、サーマクールで起こる可能性のあるやけどのほとんどは1度のもので、翌日にはなくなってしまうものです。しかし、ごくまれに水ぶくれや赤みが続く程度のやけどが生じる事があります。
このやけどの治療を誤ってしまうと、色素沈着を起こして色が長く残る可能性もあります。
また、サーマクールは照射をする時に、皮膚の表面温度を上げないようにするため、ラジオ波と一緒に冷却用のガスがチップの先から噴出されるのですが、過冷却による凍傷の報告もあります。
つまり、どんな医師でもやけどを生じさせてしまう可能性はあるのですが、万が一おきたときに適切な治療が出来るがどうかが一番重要なのです。
美容外科治療を考えている方は、一般的なやけどや怪我等の治療経験をたくさん積んできた医師かどうかを必ず気にしたほうが良いと考えます。
サーマクールの機械の音について
サーマクールを当てるとき、パソコンの起動音のような独特の音がします。
まず普通にサーマクールをショットしているときは、
『ブーン→ ジャーン(ブルブル) 』
ショットするときはフットペダルかハンドピースについているスイッチを押してからチップを皮膚に当てます。
スイッチを押してチップがスタンバイ状態になっている音が
『ブーン・・』
チップを皮膚に当ててラジオ波が出ている状態が
『ジャーン』
サーマクールCPTの場合は、ジャーンの時に熱による痛み出るのですが、それを緩和するためにチップが振動するので、(ブルブル)が一緒に来ます。チップが振動することで痛みが感じなくなるのです。(ゲートコントロール理論)
ちなみに、サーマクールNXTの場合は振動しないので(ブルブル)の代わりにカチカチカチ・・と音が聞こえます。
普通のショットじゃないショットの時
『ブーン→ジャーン→ピン』
ピンはエラー音です。
どのような時に鳴るかというと・・
照射をしている時、チップの先端からラジオ波だけではなく、熱によって皮膚がやけどをしないように冷却のためのガスも噴出されています。
皮膚の温度が上がりすぎてやけどになったり、逆に冷却ガスによって凍傷になったりしないようにチップは皮膚温度を感知し、異常があるときはショット出来ないようにプログラムされているのです。
でも、チップが皮膚温を感知するにはチップが皮膚に接触していなければ感知できません。エラーになります。
つまり、チップが浮いていたり、斜めに接触していたりすると皮膚温が感知されないのでエラー音が鳴るのです。
あとはショットを急ぎすぎる時。
前のショットの熱が取れないままショットすることになりますから、皮膚の温度が上がってエラーが出やすくなるのです。
誰がやってもエラーが出やすいところもあります。例えば、あごからあご下、首にかけて。
凹凸が多い部位ですから、チップ先端の平らな面を完全に皮膚に接触させるのが難しいので、エラーが出やすくなります。
エラーが出た場合はリセットを押さないと次のショットが打てません。
リセットの時も操作音がします。出力を変えるときも出ます。
ショット数が半分に達した時、終了した時も音が出ます。
今度サーマクールをするときはそんなことも気にしてみてください。
施術者の経験、技量が分かるかもしれません。
サーマクールを施術する時の強さについてです。
強さについては、基本的に医師の裁量により決定されます。
そのためここで、このくらいの出力が良い、または悪いと断定することは出来ません。
しかしサーマクールはサーマクールの機械あっての治療です。
普段私たちが電気屋さんで購入する家電製品と同じように、機械の取扱説明書と治療のガイドラインがサーマクールの機械にも付属してきます。
例えば濡れた手でコンセントをさしたら感電してしまいます。しかし感電したのは機械のせいではなく、してはいけない事をした自分に過失があります。
医療現場では医師の裁量に委ねられる部分が大きいので、リスクがあっても治療に必要であれば、患者さんの同意の下で、ガイドラインから外れた治療を行うことも多々あります。
サーマクール治療もガイドラインから外れていても医師の裁量で自由に治療方法を変えることが出来ます。
しかし絶対条件が1つあります。患者さんの同意です。
安全の基準であるガイドラインから外れた治療を行えば危険が増すことになりますから、医師は危険性が増すことを患者さんに充分に説明して、必ず同意を得なければなりません。
治療の強さを上げれば効果は出やすくなりますが、リスクも高くなります。
リスクが少なく、効果が最大に出る強さで治療することが理想です。
そのラインはどこか・・・?
それは、自分で実際にトラブルをたくさん経験している人間でなければ分からないはずです。
また、患者さん一人一人の肌質により安全ラインは変わってきます。
医師は機械の操作者ですが、開発者ではありません。
危険性を認識していない施術者に治療される患者さんは、安全性の再テストを受けているのと同じかも知れません。
以下『サーマクールCPT 治療のガイドライン』から抜粋
照射エネルギーの決定について
患者の熱さの反応を見るために、3.0㎠チップ(顔用チップ)はエネルギーレベル2.5から照射を行います。
患者の熱さ反応を確認後、実際に照射するエネルギーを決定します。レベル設定の指標は熱さを表の2~2.5程度でコントロールすることで効果があるとされています。
患者さんの反応の指標 0 何ともない 何も感じない 1 暖かい 全く痛くない 2 熱い 熱感はあるが苦痛ではない 3 とても熱い 数発なら大丈夫だが、連続では無理 4 我慢できない これ以上照射は無理
解説:
施術の強さは最初に上の表の2.5で様子を見てみる。それより上げるか下げるかは、痛みの強さで判断するのが良い、とガイドラインで推奨しています。
サーマクールの機械はアメリカ製ですが、、アメリカの厚生労働省にあたるFDA食品医薬品局( Food and Drug Administration) により医療機器の認可を受けています。医療機器の認可を受けるためには、人体に直接作用する機械ですので、非常に厳格に安全性のテストが繰り返されています。
サーマクールの治療のガイドラインは、無数のテストを重ねた結果、ここまでは確実に安全であるという範囲と考えます。
サーマクールは優れたリフトアップ+タイトニング(引き締め)効果があり、特にCPTは痛みがほとんどなくダウンタイム(治療後の赤みや腫れなど)がない事から、世の中の女性の要望を手軽に満たすことが出来る夢のような治療だと思います。
しかしそれはあくまで現在のお話しです。
美容医療も日進月歩で進化していますので、いつしかサーマクールよりも手軽に強力にリフトアップできる治療法が出て来るでしょう。
当医院はサーマクール会社の代理店ではありませんので、その時はサーマクールにこだわらずにいち早く取り入れ、皆さんに提供いたします。
・・・・今でも本当はサーマクールよりもっと手軽に、安く、若返る事が出来る治療があるんじゃないの?
・・・・サーマクールにお金をかけるのは損じゃないの?
色々な種類の治療がありますから、どの治療をどこで受ければいいのか皆さんとても悩まれます。
クリニックのサイトにはそれぞれ良い事しか書いていません。
かといって口コミの情報も無責任です。
サーマクール治療は開発されてから9年がたちますが、美容に興味のある方なら一度は耳にしたことがあるほど定着しています。
色々ある治療の中で、効果のあるものは自然に残り、ないものは淘汰されて廃れていきます。
サーマクールを考えられている方へ。
心配しなくて大丈夫です。現在の美容医療の主流の1つです。何も変化がない、損をした、と感じるような治療は二度と誰も受けません。
サーマクールとウルセラの比較
サーマクールと並び、切らないたるみ治療の主流にこれからなりつつあるものがあります。
サーマクールと同じように、熱で皮膚の深部のコラーゲンを収縮させて引き締める治療で、ウルセラ(ulthera)です。
サーマクールとウルセラ何が違うのでしょうか。
一番の違いは熱をかける深さです。
サーマクールは皮膚の表面から2.4ミリ(影響は4~5ミリに達する)
ウルセラは3ミリと4.5ミリ(深さが限局されます。)
原理は同じですが、熱をかける深さが違うので、サーマクールはサーマクールの引き締まり方、ウルセラはウルセラの引き締まり方があります。
ウルセラは2004年に開発され、日本に導入されたのは2008年頃です。
最新式のウルセラ治療にサーマクールはかなわないのでしょうか?
ウルセラにはサーマクールと比較して1つ大きな制約があります。
治療範囲が限られるのです。
サーマクールより深い部位に熱を加えられるということは、家を土台から動かすことが出来るようなものなので、たるんだ組織を移動させるにはサーマクールよりも有利です。
しかし、逆にその深さが治療部位に制約をかけてしまっているのです。
顔面には血管や神経が体の他の場所よりも高密度に存在します。
深い場所には神経も血管も太いもの(=重要なもの)が存在します。
ウルセラ治療の際は、その場所を避けなければ神経の麻痺や、内出血が一定の確率で必ず出現します。
顔に当てるハンドピースが大きいのも難点で、細かい治療が出来ません。
どのような治療も一長一短があります。
当院でもサーマクール治療の補完のためにウルセラを早々に導入し、より効果的な『切らないたるみ取り』を提供したいと考えています。
(平成24年5月よりウルセラシステム(ウルセラピー)を導入しました。)
サーマクールのマーキング~当院の考え~
サーマクールの施術の前にマーキングを行います。
クリニックによってはマーキングを行わないところもあるようですが、マーキングシートを使いマーキングを行って施術をすることがスタンダードだと思われている方が多いようです。
マーキングシートは使い捨ての転写式のペーパーで、実際使用する際は、マーキングシートを施術部に当て、その上からアルコール綿で押さえつけてシートのインクを施術部位に転写していきます。
マーキングシートのマス目に沿って照射していくことで、ムラがなく、効率的な照射を行っていくことが出来ます。
実は、サーマクールの製造会社のsoilta medical社が出しているサーマクール治療ガイドラインでは、マーキングは2段階に分けて行うことになっています。
①手書きのマーキング
②マーキングペーパーによるマーキング
②は一般的でポピュラーですが、①はあまり行われていないようです。
しかし、実は①のほうが重要だと考えています。
手書きで何をマーキングするかというと、
‘‘重点的に照射するべきベクトルラインや、プロブレムエリア(改善が望まれる場所)をマーキングします。”とガイドラインに記載されています。
単純な手書きの線に過ぎないマーキングですが、その線こそ、まさにサーマクール治療の成否を左右するドクターのノウハウとテクニックが詰まっていると思います。
※マーキングシートは当院は使っていません。
理由は、アルコールの刺激で痛みが出るからです。
また、アルコールが少ないとインクが移りにくいため、アルコールを浸したもので転写しなければいけません。美肌治療のために肌荒れを起こすのは本末転倒です。
特に目の近くの皮膚は薄くて繊細なため、アルコール綿をこすりつけるのはとてもためらわれます。
また、手書きのマーキングとの整合性が全くないからです。
以上がマーキングシートを使用しない理由ですが、ご希望の方には喜んで使いますので、遠慮しないでおっしゃってください。
サーマクールの副作用~美容的副作用~
トップページから来ていただいた方は、『良くない』サーマクールの効果と、『若く見える』顔の違いが分かりましたでしょうか?
左右微妙に色が違いますが、それは無視してください。
図の左右で違う点は1点のみ。
『ほほの膨らみ』です。
サーマクールは引き締める効果だけではなく、膨らみをつぶす効果もあります。
たるみによる膨らみをつぶせば、たるみは改善しますが、
膨らんでいるところが全てたるみ、という訳ではではありません。
中には若く見えるための膨らみもあり、その膨らみをつぶすと、『かえって老けた』 ように見えることもあります。
上図の 『ほほの膨らみ』 はその例の1つです。
『引き締めたい部位』と、『つぶしてはいけない部位』の判断
『どの部位に何回打つか』 限られたショット数の効率的な配分
施術者の治療のデザインとプランニングがサーマクールの結果に大きな違いをもたらします。
※均一に顔全体にかけるような施術を何度も繰り返すと、顔の凹凸がなくなるとともに、皮膚の引き締まりにより、表面積の最も少ない『球』に近づき、『サーマ顔』といわれる特徴的な平面的な顔貌に近づいていきます。
これはサーマクールの治療が悪いと言うわけではなく、「施術のしかた」の問題です。
サーマクールが特別に合併症がでやすい訳ではなく、効果のある治療ほど、誤った使い方により良くない効果も出やすくなります。
美容手術では劇的に人生が変わる人もいますが、必ずしも良く変わる保障はありません。すべては術者の「施術のしかた」次第で、結果には天と地の開きができてしまいます。